撤 加 利 亞 書
第 三 章
- 彼祭司の長ヨシユアがヱホバの使の前に立ち サタンのその右に立てこれに敵しをるを我に見す
- ヱホバ、サタンに言たまひけるは サタンよ ヱホバ汝をせむべし、即ちヱルサレムを簡びしヱホバ汝をいましむ 是は火の中より取いだしたる燃柴ならずやと
- ヨシユア汚なき衣服を衣て使の前に立をりしが
- ヱホバ己の前に立る者等に告て 汚なき衣服を之に脫せよと宣ひ またヨシユアに向ひて 觀よ 我なんぢの罪を汝の身より取のぞけり 汝に美服を衣すべしと宣へり
- 我また潔き冠冕をその首に冠らせよと言り 是において潔き冠冕をその首に冠らせ衣服をこれに衣す ヱホバの使は立をる
- ヱホバの使證をしてヨシユアに言ふ
- 萬軍のヱホバかく言たまふ 汝もし我道を歩みわが職守を守らば我家を司どり我庭を守ることを得ん 我また此に立る者等の中に往來する路を汝に與ふべし
- 祭司の長ヨシユアよ 請ふ 汝と汝の前に坐する汝の同僚とゝもに聽べし 彼らは即ち前表となるべき人なり 我かならず我僕たる枝を來らすべし
- ヨシユアの前に我が立るところの石を視よ 此一箇の石の上に七箇の目あり 我自らその彫刻をなす 萬軍のヱホバこれを言ふなり 我この地の罪を一日の内に除くべし
- 萬軍のヱホバ言たまふ 其日には汝等おのおの互に相招きて葡萄の樹の下無花果の樹の下にあらん
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